キッチンカーのすゝめ

キッチンカーは難しい?開業前に押さえておくべきメリットとデメリット【キッチンカー起業のすゝめ】

副業としてキッチンカーでの開業を検討する上で押さえておきたいメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。
副業としてのキッチンカー開業は、夢を実現し、自身のスキルやアイデアを試す絶好の機会です。
この記事では、キッチンカー開業の魅力を探り、成功への第一歩を踏み出すための情報を提供します。

管理人
キッチンカー開業の「メリット」や「デメリット」は、多くの人が気になるポイントですね。
キッチンカー事業を運営するうえで、思いついたポイントを紹介していきます!
匠(店長)
新しくキッチンカーを始める人も、これから直面するハードルとその対策を知っておくと
スムーズに開業まで進めることができるよ。
失敗したくない人
デメリットもあるけど、普通の飲食店の開業準備とあまり変わらない感じね。

メリット

 

1. 初期投資と固定費の比較

キッチンカー開業の魅力の一つは、初期投資と固定費を実店舗に比べて抑えられることです。
実店舗では建物の購入や賃貸、水道光熱費、人件費など多くのコストがかかりますが、キッチンカーはその多くをカットできます。

具体的には車両や設備の購入、燃料、駐車場代などがコストとなりますが、それでも実店舗の開業と比べると遥かに安価です。

キッチンカーの利点は、運用コストが実店舗よりも低いため、初期投資のリスクを抑えられる点にあります。
これは特に副業としてスタートする場合に重要です。小さな予算から始めることができ、事業の安定を図りやすくなります。

 

2. 柔軟な出店場所

キッチンカーの最大の強みは「移動できること」です。これにより、さまざまな場所に出店できます。
イベント、フェスティバル、オフィスビル、学校、駅前など、集客しやすい場所を選び、多くの潜在的な顧客にアプローチできます。

出店場所を選ぶ際には、ターゲット市場を考慮しましょう。
例えば、OLやサラリーマンに向けたお弁当やサンドイッチようなランチメニューを提供する場合
平日の昼にオフィス周辺に出店する戦略が効果的です。

柔軟な出店場所選びが、売上を伸ばす鍵となります。

参考

管理人のキッチンカーは、主に行楽シーズン、週末に開催される大規模イベントに集中して出店しています。主催者が出店者を公募している事が多いため、出店場所のオーナーに個別に営業する手間がありません。WEBで出店申込みが完結することもあります。

大規模イベントは大人数の来場者がいるので売上額は高くなりますが、反面、出店料が遥かに高額です。
「出店料負け」しないためには、高利率の商品を大量に販売しなければなりません。来場者が千人単位のイベントに挑戦するのは、ある程度の出店経験を積んでオペレーションの技術を磨いてからのほうが無難です。単発のイベント出店で大きく稼ぐことを目標にする場合は、まずは地元のバザーやマルシェなどの出店料が安価なイベントへ定期的に出店し雰囲気をつかむと良いでしょう。

 

3. 話題性とSNSバズ

キッチンカーは話題性があり、SNSで注目を浴びることがあります。特定の場所やイベントにマッチする商品が大ヒットすることがあります。また、おしゃれな雰囲気を演出し、写真映えするメニューを提供すれば、SNSでバズする可能性が高まります。

SNSを活用して広告効果を高めましょう。美しい写真や魅力的なコンテンツを定期的に投稿し、フォロワーを増やしましょう。これにより、口コミやシェアが広がり、新たな顧客を引き寄せることができます。

 

4. 実店舗への展開

キッチンカーで事業をスタートし、あらかじめ常連のお客さんを獲得しておくと、実店舗の立ち上げをスムーズに進めることができます。キッチンカーからのファンを実店舗に引き込む戦略が成功のカギです。

実店舗への展開には、事業拡大の一環としてしっかりと計画を立てましょう。キッチンカーの成功体験を活かし、新たな店舗でのサービスを提供しましょう。忠実な顧客層を移行させることが重要です。

 

5. 営業許可の改正

最近の衛生法規の改正により、キッチンカーでの営業許可の取得が以前よりも簡単になりました。

以前は提供する商品やサービスによってさまざまな許可証が必要でしたが、現在は飲食店営業許可のみ取得すれば開業することができます。

許可が一律化されたということは、キッチンカーに備わるべき最低限の設備が業種によらず同一となったということです。
つまり汎用的なキッチンカーを製作できるようになるため、店舗ごとに異なる設備が必要だった頃と比べて製作コストを安くできるようになりました。
また、中古のキッチンカーを流用することも視野に入れられるので、開業のハードルは以前よりも低くなっています。

許可取得の際には、所轄の保健所と相談して必要な設備を詳しく確認しましょう。闇雲に進めると、せっかく考えた機材の配置や設備を許可申請のために一から考え直す事になる恐れがあります。保健所の営業許可は、衛生的に調理を行うことができるお墨付きのようなものです。キッチンカーは限られた設備で調理や盛り付けを行うため、衛生規定を遵守することが成功の基盤となります。

 

デメリット

1. 出店場所の課題

人気の出店場所は競争が激しく、場所の確保が難しいことがあります。無断で出店するのは違法なため、場所の持ち主やイベントの主催者に営業して場所を譲ってもらう必要があります。出店にはある一定の努力が必要です。

出店場所を見つけるためには、地元のイベント主催者との協力や、商工会議所などのネットワークを活用しましょう。積極的な交渉が成功への近道です。

2. 管轄ごとの営業許可

現行法では管轄をまたいで営業するためには、それぞれの保健所で営業許可を取得する必要があり、その都度費用がかかります。出店場所が複数の地域にまたがる場合、許可の取得が複雑になる点に注意が必要です。

複数の保健所と連携して、許可取得の手続きをスムーズに進めましょう。地域ごとの規制を理解し、適切に対処しましょう。

3. 衛生と食中毒のリスク

キッチンカーでの衛生管理は固定店舗以上に注意が必要です。水の容量に制約があるため、調理や洗浄に制限があります。食中毒の予防には徹底的な衛生管理が必要です。

食材の保管や調理器具の洗浄、手指の衛生に特に注意しましょう。衛生基準を満たすために、設備や作業手順を最適化しましょう。

4. 気温への対応

キッチンカーは屋外で営業するため、気温に左右されやすいです。夏は暑さ、冬は寒さに対処するための対策が必要です。また、天候によって売上に波があることも覚悟しなければなりません。

気温への対応策として、冷暖房設備の導入や季節ごとのメニューの工夫が役立ちます。天候予報を注視し、適切な対応を取りましょう。

5. 売上(収入)が保証されていない

キッチンカーでの営業は、イベント会場やオフィス街など様々です。出店場所や天候、イベントの集客などの要素で、売上が大きく変化します。
出店依頼をくれた主催者が売上額を保証してくれることもありますが、そのような条件での出店は稀です。

商品が売れ残れば損失になり、出店時間の早々に売り切れた場合もまた機会損失となります。出店場所の環境や条件から、売上を適切に予測し、それに応じた材料を準備しておく必要があります。

売上成績は店舗によって異なるので、残念ながら目安となる数字はありません。
色々な場所に出店して経験を磨いていくと、食品ロスや完売による機会損失を減らすことができます。

 

まとめ

キッチンカー開業にはメリットとデメリットがありますが、しっかりと計画を立て、課題に対処することで、成功への道が開けます。副業としてのキッチンカー開業を検討する際には、これらの要点を考慮し、賢明な決断をしましょう。

  • この記事を書いた人

Mr.オペレーター(管理人)

飲食店を複数経営する30代男性。週末イベントにメインで出店。売上2千円だった初出店から苦節10年、現在は月に数回の出店で年間売上1千万円。新規開業を目指す方へ助言を行ったり、キッチンカー事業者にイベント出店を斡旋したりする団体の立ち上げにも携わる。

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